半世紀前の横須賀線:デキタ━━━━(゚∀゚)━━━━
2010-11-04


7月に着工してから、ずいぶんスローペースでしたが・・・
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「半世紀前の横須賀線」こと70系電車が、ようやく完成しました。腕は全く上がっていません (´Д`;)

一応、ナンバーは製造年に従って微妙に異なる実車の形態にあわせて、横須賀線から高崎地区に転属となった車両より選びました。
折角ですので、1両ずつ紹介・・・
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東京・新潟寄り先頭車クハ76065です。昭和29年増備車で、台車はコイルバネのTR48を履いており、車端部のトイレは2つ窓になっています。(本当は戸袋窓等がゴム式になっているのですが・・・)

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中間電動車・モハ70107。昭和26年、70系電車がはじめて投入された際に大阪地区に投入された車両です。台車はクラシックな板バネのDT16(GM)。パンタグラフ側の妻板に窓を開け、貫通扉上にベンチレータが設けられております。

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サロ75014。横須賀線に組み込まれていた1等車(後のグリーン車)です。まだ1等標記が入っていないですね・・・^^;)

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モハ70056。昭和29年以降に増備された車両で、台車はコイルバネのDT17(鉄道コレクションから転用しました)です。この車両のみ、GMキットをほぼ無加工で素組みしました(加工したのはパンタグラフ脇の歩み台のみ)。もう30年近く生産され続けているキットですが、今見てもよくまとまっています。

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クモハ53001。唯一の戦前形です。実車はもともと大阪地区に投入されましたが、戦後横須賀線に転属するとともにモーターを70系電車にあわせて強化しています。クハ76と組んで久里浜〓横須賀間の区間運転に用いられた後、愛知・長野の飯田線に転属し、旧型国電の最後まで使用されましたので、ご存知の方も多いと思います。
車体標記・2扉のまま(東京オリンピックの頃、残存するクモハ43・53は全て3扉化された)ですので、時代考証的には丁度新型の111系が入った昭和37年前後ですね。。。

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先頭車&(模型の)動力車、クハ76022です。昭和26年、70系電車がはじめて投入された際に横須賀線に投入されました。台車は板バネのDT13(GM)です。

とりあえず組み上がりましたが、まだ信号炎管の取付・1等車標記の追加等残っております。
組み上がってから見ると、丁寧に仕上げたつもりが切り継ぎ部分に傷が出来てしまったり、マスキングの線がフニャフニャになったり曖昧になったり・・・・まだまだ改善すべき点が多く反省することしきりです。

まあでも無事形になったので、善しとしましよう。夕日のような横からの陽射しを受けて、駅に佇む電車の写真を最後に挙げて、「半世紀前の横須賀線」編を締めたいと思います。
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[車両紹介]
[旧型国電の工作]

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