明けて15日。盆休みの平日、電車は平日ダイヤでお客様は少なめ。
今回の旅行の一番の目的、103系電車に乗りまくる1日が始まりました。
家族が寝てる中、朝5時に宿を出て朝食もとらずに奈良へ。
まず迎えるのは321Y、大阪行き区間快速です。
朝ラッシュの最ピーク時に大阪に着く最混雑時間帯ならではの一番輸送力も無理も効く103系列車8両編成の輸送力列車です。
この日は最後尾の車両にクハ103-135という古参車が付いていました。昭和44年に山手線に投入された車両です。紆余曲折があり、元の色に近いウグイス色に戻りました。
一方のクハ103-226。こちらも山手線に投入された新製冷房車です。
さて乗車。モハ103を選びました。
区間快速は、奈良を出て法隆寺に着くまではかなりの快速で走りますが、王寺から先は線路が詰まっているせいか流すように走っていきます。
音と振動が身にしみる走りを期待していた中、少々消化不良ですが、念願の103系本来の使われ方をする電車に乗れたから良しとしましょう。
天王寺に着いてからは、もう一方の103系の雄、阪和線に乗り換えます。
しかし、今年から普通用の103系を新車で置き換えるようになり、順次引退が始まり予断を許さない状況です。
あまり「葬式騒ぎ」は好きではないですが、最後に阪和線の103系にもう一度乗りたいがための、今回の大阪旅行を提案したようなものです。
私鉄そのものの天王寺駅阪和線ホームに、颯爽と高運転台103系(クハ103-797)が到着。首都圏へのATC整備に伴う先頭車増備が一通り完了し、再び関西地区にも新製クハが入るようになった時代の車両です。
列車は「快速 鳳」行きの方向幕を出しており、製造から35年以上経った今なおその現役っぷりを期待させられます(実際には方向幕はエラーで、後ほど修正されています)。
今回、阪和線103系にどう向き合うか考えた結果、浅香駅の大和川橋梁あたりで撮るイメージを持っていたものの「確信」が持てず、何をするかちゃんと決めていないまま来阪していました。
最初は、朝ラッシュ時に天王寺まで通勤輸送をした後、折り返しで車庫に戻る列車を惰性で撮り続けていましたが、時刻表や運用表を見ていた結果、ちょうど良い時間に1本だけ103系が充当される区間快速電車があることを発見。先の奈良線区間快速が流すような走りで消化不良だったこともあり、堺市から乗車しようと思いましたが、残念ながらこの日は205系。
「もう、ここまで。。。」何か、緊張の糸というか張り詰めていたものが切れてしまいました。
そのまま惰性で鳳まで移動。ここで入庫する103系を撮ることにしました。
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