その江ノ電もなかの扇屋さん(写真上)。江ノ電の運転台の中がお菓子のキッチンになっております。和菓子ですので、蒸したり火を使う作業は、隣のトタン覆いの部分で行っています。建物自体はかなり古いですが、グレーのトタンで外壁を覆っています。
(写真下)併用軌道終わり部分に立つ建物は、敷地をできるだけ多く建物に使うためでしょうか、楔型になっており、道路と線路の間に食い込んでいます。
さて、いよいよ江ノ島〓腰越の併用軌道区間の街並観察です。
GMの商店キットから作れそうな小さな商店。(写真上)SUNTORYの看板が目立つ酒屋さん。店前に積まれた酒樽や幟が、活きている店の雰囲気を出しています。
(写真下)女子力の高そうな美容室とフレンチレストラン。狭い建物の中でも、2階に昇る階段が正面にあります。確かGMキットのパーツでこんなのがあったような。。。
江ノ電併用軌道区間にある細長いビル2種類。左の建物は運送屋で1階が車庫です。右の建物はしらす丼屋さんです。上の階は貸しアパートでしょうか。スリムすぎて使い道に困っていた、トミーの商業ビルに合いそうです。
江ノ島あたりの通りに面した建物をいろいろ見ましたが、間口は狭いものの奥行が深い、京都の「うなぎの寝床」のような建物が多い印象がありました。
もう1つ、商店街の建物。どれも模型にして好ましい造りですが、何故か沿道は「鈴木」姓が多い模様です。地域的な要因でしょうか。。。
市街地ですので、建物が道路奥にも幾層にも重なっております。ちょっと間をずらすといい感じになりそうです。
併用軌道を行く江ノ電。長い踏切を、自動車を任せてそろそろと通過して行きます。
下の写真では、車掌さんが身を乗り出して安全確認を行っています。昨今のワンマン運転が受け入れられない、本来の「ブレーキマン」の仕事を全うする江ノ電の車掌。
昨年亡くなってしまった、江ノ電の車掌を務めていた友人のことを思い出し、ちょっと切なくなりました。
併用軌道の鎌倉側の終わりは、交差点になっており、交差側の道路は本当にバス路線になっています。よく見ればこの部分のみ踏切状に軌道が強化されています。
併用軌道区間の現地確認が終わり、腰越から電車に乗って移動。ちょうどクラシックな外観の305編成が来ました。
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