今日から、東北線・高崎線・常磐線と東海道線とが直通を始める「上野東京ライン」が運転を始めました。
上野〓東京間の列車線は新幹線との取り合いで一旦運転をしなくなってから約40年ぶりの復活ですが、そもそも鉄道に関するいろんなことが当時とは跡形もなく変わってしまっており、今回の「復活劇」でも、時刻から運用やらを一から作り直すような苦労があったようです。
そんな開業初日を、自分は徹夜明けのヘロヘロコンディションて迎えました。
宇都宮4時37分発の熱海行き始発列車は、一番前の車両のみ乗客が多め。
この記念すべき始発列車に乗り……………ませんでした。
宇都宮駅では上野東京ラインの開業記念セレモニーが開催されようとしていますが、さすがにこの時間では見張りの人以外誰もいません。
千載一遇のチャンスだった始発列車を見送り、向かったのは。
黒磯駅。東北線の直流電化の北限にして上野東京ラインの北限の駅。
ここで、6時52分発の熱海行き1545E列車を迎えます。上野東京ライン最長にして日本の鈍行列車のなかでもベスト10にはいるであろう長距離鈍行です。
…ってあれ?「東海道線内アクティー」と誤表示をしています。車内の自動放送などは間違いなく放送されていたので、多分行き先表示も訂正されたものと思います。
熱海11時29分着の4時間半を過ごすのは、煎餅のように硬いこのクロスシート。どうせなら、クセの強い「珍味」でこの長旅を味わいたいと思い、敢えてこの座席をチョイス。
しかしさすがに徹夜明け。途中寝落ちして、気がついたら白岡まで降っていました。始発の頃はガラガラでしたが、短い編成もあり、車内はラッシュ並みの混雑。
立ち客の人が「途中座れるかな?」「無理でしょ」と話しているのが聞こえます。彼らが座席に座れたのは東京駅でした。
東北線の撮影ポイント「ヒガハス」も穏やか。沿線も少しずつ桜がほころんでいます。
黒磯発2時間で大宮着。あまり腰は傷んでないです。でもまだ半分。
大宮以南の各駅ではスマホやカメラを持つ人も多く、ホームには警備員の姿も見られます。約1時間後の最終北斗星の写真狙いの人も多いと思われます。
大宮・浦和・赤羽でも乗る人の方が多く、車内はごった返したまま上野到着。
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